朝寝する2匹 |
私は中学、高校、そして大学と演劇部に所属していました。
大学時代はシェイクスピア研究会といって、シェイクスピアしか上演しない
特殊な演劇部でしたが、そのほかはありものの戯曲の中から選んで
年に3回程度、何かしら上演していました。
昭和の時代、高校生向けの戯曲には戦争をテーマにしたものが多くありました。
そうでなくても高校生が上演できる選択肢は少ないです。
おのずと何かしら戦争をテーマにした戯曲を選ぶことになります。
私がいた演劇部でも、広島に原爆が投下された日の朝の時間をテーマにした芝居を上演したことがあります。
ひろこ、しまこ、ながこ、さきこという少女4人が登場人物です。
いつもの朝なのに、8時15分で終わってしまう、というものでした。
冷房のない部室で、原爆に関する資料や写真集を見ながら、
芝居作りをしていたことを今でもよく覚えています。
けれども今思い出してみると、
あのころは戦争について、あくまで被害者として考えていました。
無茶な戦争を始めたのも、アジア諸国を植民地にしていたのも日本なのに。
それが当たり前で、加害者としての日本について、
長い時間をかけて考えてはいませんでした。
(また、侵略者としての日本を描いた戯曲はその後、
青年団 の「ソウル市民」を見るまで出会いませんでした。)
私が通っていたのは公立高校だったせいもあり、
世界史は十字軍の遠征までしか習いませんでした。
インターネットがまだない時代、
高校生が自力で第二次世界大戦について学ぶのは難しかったのも確かです。
加害側として考えることができなかった自分たちに同情の余地はあります。
それでも、何も考えないでいるよりかははるかにましでしょう。
戦争は絶対に反対。
それが芝居のテーマです。
私は憲法で戦争を放棄している日本にいられてよかったと、
芝居をしながらも思っていました。
これからもずっと戦争反対です。
「永久平和」とお習字でも書きました。
8月6日、8時15分は、そのことを再び思い出す時間です。
そしてあのときはよくわかっていなかった、
加害の歴史についても、よりいっそう知らなければいけない、
それは大人としての義務でもあると思っています。
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