夏休みの宿題は終わりました |
藤沢駅周辺には、さいか屋、小田急、西武と3つのデパートがあって、
鎌倉や鵠沼から、きれいな格好のマダムたちがお買い物をしていました。
(その中には小山明子さんもいました)
私はといえば、藤沢のオデオン座やみゆき座で映画を見た帰りには、
西武のリブロとWAVEで本とCDを見て、
上の階の海外ブランドを見てから家へ帰っていました。
偶然にも、うちの隣の奥さんが西武の婦人服売り場のお直しの仕事をしていて、
当時は夜の9時ごろまでお直しの仕事があったと聞きました。
ディオールやサンローラン、ジバンシーなどが西武の上階では売られていました。
私にとって、母親世代のファッションとはそんな感じなので、
今、当時のマダム世代になって周囲を見渡してみると
余りの違いに愕然とします。
考えたら、80年代から90年代の日本は、
世界のトップをゆくお金持の国。
その国のマダムたちがきれいなのは当たり前。
私は漠然と、30歳になったら好きな服を買える、着られると考えていたのですが、
その夢も、一部上場企業に勤めて、残業代は出ず、
手取り13万が40歳になっても続くと聞いてから、
実現可能な計画ではなく、ただの夢となってしまいました。
それから何年か自分の肉体的、経済的ヒーリングに時間をかけている間に、
日本はどんどん貧乏になっていて、
気づいたときには、大人も皆カジュアルになり、
高校時代に考えていた、大人ならではのおしゃれな人など、
めったに見ない世の中になっていました。
そして今、
世界の経済的成長からすっかり遅れをとった日本では、
見本になるようなおしゃれな大人、
女優やモデルや、どこかの社長ではない普通のおしゃれな大人は、
すっかり見えなくなりました。
もうどこにも見本はありません。
だから、自分で考えて自分で決めなくてはなりません。
私は絶望した30歳のころに、
これからはお金をかけないでおしゃれをすると決意しました。
それは今でも続いていて、
その地点からどうしたらいいか考えています。
日本に住む女の人の状況を鑑みても、
それが正解だったと思います。
見本がないならないなりに
自分の着る服は自分で選んで自分で決める。
それが正解がない時代の、
自分のできる唯一のことのように思います。
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