★キネシオロジーへと続く道7
私が最初に入ったブランドのデザイナーは、たしか36,7歳だったと思います。
営業のトップが40代初め。
アトリエのスタッフは、私を含むほとんどが20代。
後から参加したニットデザイナーが34歳でした。
20代そこそこの若者から見たら、30代以上の彼らはたいそう年上に思えました。
見た目だけではなく、彼らの態度や言動からも、
若さはもう既に失われていて、
何でも知っているといった趣でした。
しかし今考えてみたら、彼らはまだまだ若いのです。
何もわかってはいないのです。
わかっていないにもかかわらず、わかったふうで物事を進めた結果、
うまくいかなくなり始めていました。
まず、最初のコレクションがもうすぐ始まるというころ、
私たちの上の20代後半の男性の先輩が辞めました。
大柄で、緩くパーマがかかった髪の毛が印象的な人でした。
彼が何に不満で辞めることになったのか、私もよく知りません。
しかし彼が辞めたことにより、
次のコレクションは、新卒で入った私と、その前の年に入った女性の二人だけで
パターンを全部チェックすることになりました。
入社した当初こそ、私に対して冷たく接していましたが、
一か月もしたころ、何かをきかっけに仲良くなり、
私は同じ文化服装学院出身の彼女と一緒に頑張ることにしました。
しかしなんせ経験がありません。
教えてくれる人も辞めてしまいました。
新人と2年目のスタッフだけで、東京コレクションの舞台に上がるルックすべてのパターンをチェックするなんて、今考えても無謀すぎます。
さすがに大物のコートやジャケットのパターンはまだまだ私にはわかりません。
学園祭じゃないのです。
次世代の日本を代表する予定のデザイナーなのです。
上司に二人で「できない」旨を伝えた結果、
ヨウジヤマモトを退社してフリーランスになった二人のパターンナーに
パターンを外注することになりました。
当時、まだまだパターンの外注は珍しく、
彼女たちも独立して間もないころで、呼べばすぐに会社に来てくれました。
幸いなことに、年長のパターンナーの方は親切で、
彼女にヨウジにいたころのやり方のトワルチェックの方法も教えてもらいました。
フレンチスタイルよりも、もう少し柔軟性があり、
トワルにはさみを入れたりしながら、デザイナーにデザイン変更の提案もしていました。
最初にデザイン画がかっちり決まっていて、その再現にこだわるフレンチスタイル。
実際にトワルを見ながら、生地の具合を見てデザインに落とし込んでいくジャパニーズスタイル。
どちらがいいとか悪いとかは言えませんが、
日本のデザイナーが世界を席巻していた当時、
このやり方は海外勢に新鮮に映っていたようでした。
学ぶことはたくさんあったものの、
2人でこなさなければならない量が多すぎて、そのころの帰宅時間は毎晩22時30分。
こんなやり方で続くのだろうかと、疑問に思い始めた時期でした。
★8月25日(日)アロマとキネシのワークショップ参加者募集中。詳しくはこちら。
現在、リピーターの方、新規の方、両方ご参加いただいています。
キネシオロジーのセッティングもしますので、ミニセッションと同じです。
是非ご参加ください。
★zoomを使ってのファッションレッスンを始めました!
20代から60代の方に受けていただいています。
・たくさん持っているのに着るものがない、おしゃれに見えないと感じる方
・被服費を節約したい方
・簡単におしゃれに見える方法を知りたい方
・服の枚数を減らしたい方
・過去の自分に決別したい方
こんな方々に最適です。
これまでファッションレッスンを受けた方々の感想としては、
・毎日のスタイリングが楽になった。
・被服費が減った。
・いろいろ値上がりしている中、本当に助かっている。
・おしゃれな人認定された。
・もっと早く知っておけば被服費が節約できたのにと後悔。
などです。
コメント
コメントを投稿